ボディタイプの名称の違い【日本VSイギリス】
「車の豆知識シリーズ」第一弾です。このシリーズでは、車に関する基本的なこと(でも自動車学校の教科書では、米粒ほどしか触れていない部分)を紹介していきます。今回は、「イギリスと日本のボディタイプの呼び方の違い」についてご紹介します。
ちなみに、この記事を書いている筆者は、こんな人です。
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車のボディタイプの紹介
海外のクラシックカーを紹介していると、日本では使われていない名称で呼ばれていることがあります。ここでは、日本で一般的に使われているボディタイプの名称と、イギリスの呼び方を比較して紹介したいと思います。
セダン=サルーン
一般的には、4ドアの代名詞でもあるセダンは、イギリスやアイルランドでは、サルーンと呼ばれています。
ちなみに、アメリカやヨーロッパでは、2ドアのセダンも頻繁に見かけます。お値段もその分少し安くなる傾向がありますね。
日本ではクラウン、カローラ、プリウスなどが、セダンの代表格です。
ハッチバック=ハッチバック
ハッチバックは、イギリスでもハッチバックと呼ばれています。もともとは、イギリスから生まれた言葉を日本でもそのまま使用している、と言った方が正しいですね。
ハッチバックの特徴としては、見た目コンパクトカーで、トランクが後部座席と同じ空間になっています。
代表格は、ホンダシビック、三菱コルトなどがあります。クーペと似ているので、間違いやすいですね。
クーペ=?
クーペは、フランス語の「couper」が語源となっています。イギリス車で、クーペを見たことはあまりないですね。なので、どのように呼ばれているか正直言って分かりません。
クーペは基本的には、2人乗りですね。ハッチバックと構造は一緒ですが、見た目の滑らかさが違います。
まさしくフランス流のアール・ヌーボーを感じさせる丸みを帯びたデザインです。それでいて切るところはスパッと切っていますので、非常にスタイリッシュです。
代表格としては、トヨタ86など。
今回は、日本とイギリスのボディタイプの名称の違いをご紹介しました。次回は、SUVやその他のタイプをご紹介していきたいと思います。
See you again!